yatocoの石鹸、化粧水、乳液、ボディミルクを使った
スキンケアについてまとめてみました。
基本となるのは「洗う、潤す、保湿する」の三工程。
商品の使い方からその理由まで
くどくどくどくど書いていますが、
せっかく使うのならその背景や理屈も
わかっておきたいもの。
面倒くさがらず、ぜひご一読ください。
石鹸は皮脂の汚れや古い角質を洗浄する力に長けています。よくよく泡立てて二度洗いすれば、あっさりしたお化粧ならば十分に落とすことができます(アイシャドウやアイライナーのような濃いメイクは無理ですが)。また、シンプルな製法で作られているので水にも分解されやすく、環境に負荷がかからないのも特長です。
ちなみに、石鹸で洗うとお肌はいったんアルカリ性へと傾きます。しかし、健康な状態のお肌ならもとの弱酸性へ戻ろうとする力が働いて常在菌の働きが活発になり、健やかな状態を保ちます。
石鹸はしっかりと泡立てから使いましょう。
少々手間ではありますが、泡立てることで次のようなメリットがあります。
手に油や汚れがついているときれいな泡を作ることはできません。まずは手をしっかり洗ってください。
石鹸をよくよくこすって泡立てていきます。手のひら全体に泡が広がってきたら少しずつお湯を足し、泡をふっくらさせましょう。泡立てネットを使うと泡立てやすいですよ。
石鹸で洗う前に、まずはぬるま湯で顔を数回流しましょう。その後、石鹸を泡立て、頬・おでこ・あごなどに泡をのせて、くるくる円を描くように洗ってください。ゴシゴシこすらず、泡で優しく洗うのがポイントです。泡を洗い流す際は、ぬるま湯を使いましょう。
泡立てた石鹸を耳につけ、指の腹を使ってやさしくこすりましょう。耳のくぼみの汚れまでしっかりと。
皮脂のたまりやすい部位(背中、胸、わき、へそ、陰部、足)を泡でやさしく洗ってください。ゴシゴシ強く洗うのは厳禁です。手の届かない背中のような部分は、やわらかいタオルやボディブラシを使いましょう。
手で優しく包むように足全体を洗ってください。足の指の間は皮脂や汚れが溜まりやすいので、ひとつひとつ丁寧に洗っていきましょう。
ちょっともったいないですが、手洗いにももちろん使うことができます。石鹸をよく泡立ててから手のひらで伸ばし、指先・つめの間・指の間をこすりましょう。親指はねじり洗いし、手首も忘れずに。洗い終わったら、石鹸の成分が手に残らないよう、泡をよく洗い流しましょう。
すすぎ残しのないよう、しっかり水で洗い流しましょう。洗い流したら水分が体に残らないよう、やわらかいタオルで拭きとってください。
石鹸で洗うと皮膚は清潔になりますが、肌の潤い成分も失われます。お肌が乾燥しないように、化粧水や乳液、ボディミルクを使って適切に保湿しましょう。
化粧水や乳液を使うのは、保湿のためだけではありません。前述した通り、石鹸で洗ったお肌はいったんアルカリ性に傾くものの、健康な状態ならばもとの弱酸性へと戻っていきます。この過程でお肌にいる常在菌の働きが活発になって健やかな状態を保ちますが、ph値によっては雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
それを防ぐためには、アルカリ性から酸性へすみやかに戻すことが大切です。化粧水や乳液はお肌本来のphを保つように働きかけてくれます。健やかなお肌を保つためにも、石鹸で顔を洗ったあとは化粧水・乳液を使ってのスキンケアを心掛けましょう。
お好みにあわせて5~10プッシュ。顔全体にスプレーして馴染ませてください。
手のひらの上に1~3プッシュ取り出してください。両手を重ねて温めてから顔に塗布していきましょう。ゆっくりやさしく肌に馴染ませるのがポイントです。
首、うで、おなか、腰、胸、脇、足まわり。使用する部位ごとにお好みで1~2プッシュ。乳液同様、手のひらに取り出し、両手を重ねて温めてから塗布していきましょう。